近年、インターネット通販が急速に普及しています。インターネット通販を利用した世帯の割合は、2002年は5.3%、2012年には21.6%、2020年には48.8%と年々増加しています。
※参考:家計消費状況調査2020年インターネットを利用した支出の状況|統計局ホームページ
インターネット通販の普及に伴い、新しい荷物の受け取り方として、近年は「置き配」も広まってきています。今回は、この「置き配」について説明していきたいと思います。
置き配とは
置き配とは、配達する商品を注文者の自宅の玄関や指定された場所に置くことで、配達を完了させる配達方法を指します。
置き配のメリット
配送ドライバーは、注文者が不在の場合や在宅していても受け取りに出てこれない場合でも配達を完了させることができるため、再配達をおこなう必要がなくなり、業務効率が格段に向上します。
また、注文者にとっても荷物の受け取りのために時間や行動が制限されることがなくなるというメリットがあります。
さらに、注文者と配送ドライバーが対面することなく荷物の受け渡しができるため、コロナウイルスなどの感染症の予防にもなります。
置き配サービス普及に向けた取り組み事例
インターネット通販で有名な「楽天」は、2020年4月にYper株式会社が提供している、置き配が可能になる「OKIPPA(オキッパ)」という簡易宅配ボックスを、抽選で10,000名にプレゼントするというキャンペーンを実施しました。
※参考:【Rakuten EXPRESS】抽選で10,000名様に楽天オリジナルのOKIPPAが当たる!置き配を体験しようキャンペーン(終了)
まとめ
置き配は、配送ドライバーと注文者の双方にメリットがあるサービスです。
また、インターネット通販の市場が拡大し続ける中で、「ドライバー不足」という課題がより深刻化している今、再配達をなくすというメリットをもつ「置き配」の普及は、多くの面において極めて重要になってくると思います。
ご自身の住環境を考慮した上で、「置き配」を利用してみてはいかがでしょうか。
\置き配に関係する記事はこちら!/