みなさん、経費管理はどのように行っていますか?今回は、今流行りのクラウド会計ソフトの概要と利用するメリット、そして、おすすめのソフトをご紹介いたします。
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※2024年2月時点の情報を基に作成
クラウド会計ソフトとは?
クラウド会計ソフトとは、クラウド上で売上の管理や業務にかかった経費の記帳をすることができるソフトです。確定申告に向けて仕訳や決算書の作成まで行うことができます。
運営会社がサーバーの管理を行い、クラウド上でデータを管理しているため、ソフトウェアのダウンロードやセットアップが不要であり、この点が従来のインストール型会計ソフトとの大きな違いになります。
軽貨物ドライバーがクラウド会計ソフトを利用するメリットとは?
会計業務を効率化
クラウド会計ソフトを利用する一番のメリットは、会計業務を効率化することで会計業務にかかる時間を削減できる点です。
会計業務の効率化に繋がる理由は、以下の点にあります。
- 最新バージョンを利用できて法改正にも対応
- 確定申告書類がそのまま作成できる
- データ連携で仕訳が簡単
- データ連携で正確な金額入力が可能
- 請求書の作成などもできる
- 売上&経費のリアルタイムデータを確認できる
クラウド会計ソフトは、業務で使用しているクレジットカードや銀行口座(インターネットバンキング)を会計ソフトと紐づけることで、経費等の入力の手間を大幅に削減することができます。
ただでさえ配送業務が忙しい中、会計入力の業務を行うのは大変です。会計ソフトと金融機関を連携すれば各種取引情報を自動で入力してくれるので、会計業務にかける時間を削減することができ、その分、配送業務に集中することができます。
また、スマホがあればいつでもどこでもリアルタイムの会計データを見ることができます。仕事の合間に日々のガソリン代など経費の使用状況を確認することで、現状把握をすぐに行えるとともに、経費に対する節約意識の向上などにも繋がります。
さらに、会計データを1年間入力し続ければ、確定申告で税務署に提出する書類も簡単な質問に答えるだけで自動作成されます。
インボイス制度やその他税制改正に対応している
クラウド会計ソフトはインボイス制度にも対応しているので、適格請求書や区分記載請求書を発行することができます。
その他に税制改正があった場合も運営側が改正内容に迅速に対応してくれるので、安心して会計業務を行うことができます。
軽貨物ドライバーがクラウド会計ソフトを利用するデメリット
かえって負担が増えることもある
会計業務を自身で行うことに不安がある方や、会計ソフトの操作に自信がない方にはクラウド会計ソフトはおすすめできません。
クラウド会計ソフトの一番のメリットは、会計業務の時間短縮にあります。しかし、会計ソフトを使いこなせなかったり、利用方法を覚えるまでにかなりの時間がかかってしまうという方は、クラウド会計ソフトを導入することによって逆に会計業務の時間が長くなってしまう可能性もあります。
そのような方は、業務効率化という観点で考えると会計業務を税理士さんに依頼する方が良いといえるでしょう。
ランニングコストが発生する
ほとんどのクラウド会計ソフトは買い切りではなく、毎月月額費用を支払う定額制のサービスです。安価な価格設定ではあるものの固定費が発生します。
導入する際は、あらかじめ固定費がかかることを考慮した上でキャッシュフローの計画を立てましょう。なお、一般的には月額支払いではなく年払いにすることで、総額を抑えることができます。
クラウド会計ソフト選びのポイントは?
多くのクラウド会計ソフトが存在しますが、軽貨物ドライバーが注目するべきポイントは以下の3点です。
- 触ってみて使いこなせるか?
- 利用中のクレジットカードや銀行口座が自動化に対応しているか?
- スマホから操作可能か?
ご自身の今の状況に、いかに適応しているかがソフト選びのポイントになります。
軽貨物ドライバーにおすすめのクラウド会計ソフト3選
個人事業主として働く軽貨物ドライバーにおすすめのクラウド会計ソフトをご紹介いたします。同じクラウド会計ソフトといえど、使い勝手は各社それぞれ異なります。ここで紹介するクラウド会計ソフトは無料体験ができますので、気になったサービスがあれば、まずは実際に触ってみることをおすすめします。
freee
初期費用 | なし |
利用料金 | 月額:1,480円~ ※税抜き 年額:11,760円~ ※税抜き |
無料体験 | 有り ※詳細はこちら |
スマホ対応 | 有り |
サポート対応 | 最低プランはメール・チャット対応、プランによっては電話対応や最大50万円までの税理士費用を保証してくれる税務調査サポート補償あり。 |
クラウド会計ソフトの中ではナンバー1のシェアを誇ります。利用プランによっては、税理士さんと連携したカスタマーサポートサービスがあったり、動画でのマニュアルフォローが付帯されていたりと利便性の高いソフトです。金融機関と紐づけを行うことで、手動の入力作業を大幅に削減することもできます。
- 法人向けプランはこちら
※20名以下の法人と21名以上の法人でプランが異なります。ページの先より選択ください
弥生会計 青色申告オンライン
初期費用 | なし |
利用料金 | 月額:プランなし 年額:1年目無料 次年度8,800円 ※税抜き~ |
無料体験 | 無料体験 有り ※現在1年間無料キャンペーン中 (2024年3月4日時点) |
スマホ対応 | 有り |
サポート対応 | 最低プランはサポート対応なし。 |
freeeと双璧をなすクラウド会計ソフトです。スマホからの経費管理も行えるため、多くの軽貨物ドライバーにとって使い勝手が良いソフトといえます。ソフトの仕様が従来の会計ソフトに近いため、現役の税理士さんの中でも人気を得ているソフトです。
マネーフォワード クラウド確定申告
初期費用 | なし |
利用料金 | 月額:1,280円 ※税抜き 年額:10,800円~ ※税抜き ※消費税の集計/申告が付いているプランは1,680円 ※税抜き |
無料体験 | 有り |
スマホ対応 | 有り |
サポート対応 | 最低プランはメールチャット対応、プランによっては電話サポート対応あり。 |
株式会社マネーフォワードが運営するクラウド会計ソフトです。個人事業主だけでなく、多くの従業員を抱える企業向けの会計支援にも対応しております。過去に登録した仕訳を学習して自動で勘定科目を表示してくれる機能があり、その表示精度がとても高いと好評を得ています。
まずは無料プランでクラウド会計ソフトを触ってみよう!
会計業務は時間や手間がかかるため、どうしても後回しになりがちですが、クラウド会計ソフトをうまく使えば、手間をかけずに短い時間で会計業務を終わらせることができます。
パソコンでの操作が苦手な方でも、仕事の合間にスマホで経費管理を行うことができるため、軽貨物ドライバーとクラウド会計ソフトは相性が良いといえるでしょう。
各社の無料の体験版を利用してみて、「とても使いやすい!」、「便利だ!」と感じた方には導入をおすすめします。一方で、「ちょっと難しい」、「使いこなせるか不安」と感じた方は税理士さんにお任せしたほうが良いでしょう。