今回は、Amazonが展開する宅配事業「Amazon Flex」について解説していきます。

※こちらの記事は、2022年8月時点の情報に基づき作成しています。詳細については、必ず公式サイトをご確認ください。

Amazon Flexとは?どんなサービス?

amazon-FLEX
引用:Amazon Flex – JP

Amazon Flex(アマゾンフレックス)とは、通販サイトAmazonの荷物の配達業務を請け負うことができるサービスです。

個人事業主として開業手続きが完了している(黒ナンバーを取得している)軽貨物ドライバーが配達業務を請け負うことができます。報酬は働いた時間で決まり、アプリで配達ブロック(稼働時間帯)を選ぶときに報酬額を確認することができます。

雇用形態は業務委託で、稼働数が多ければ多いほど稼ぐことができます。もちろん自分のペースで稼働日時を選ぶことができるので、マイペースに働くこともできます。

※参考: Amazon Flex – JP

どんなお仕事がある?

Amazon Flexのお仕事は、現在、以下のようなお仕事があるようです。※2022年8月時点

Amazon.co.jp
Amazonの配送ステーションで集荷をして、直接お客様のもとへ商品を配達します。一般的な1ブロックの長さは、4時間から8時間程度です。
 

Prime Now/Amazonフレッシュ
Amazonの配送ステーションや協⼒店舗で集荷をして、直接お客様のもとへ⽣鮮品を含む商品を配達します。⼀般的な1ブロックの⻑さは、2時間から4時間程度です。

※引用:Amazon Flex | Amazonと直接業務委託。デリバリーパートナー募集中

お仕事の流れ

  1. 配達ブロックを予約
  2. 配達業務を行う
  3. 報酬を得る

1.配達ブロックを予約

お仕事の流れはシンプルです。アプリからお仕事可能な配達ブロックを検索し、お仕事の報酬や時間帯を確認して、問題がなければ希望する配達ブロックを予約します。

2.配達業務を行う

配達当日、指定されたAmazonの配送ステーションや協力店舗に到着後、チェックインをし、自分の担当する荷物をアプリでスキャンしてから車に積み込みます。

そして、アプリに表示されるルートを確認しながら、お客様の元へ荷物をお届けします。

3. 報酬を得る

配達業務が完了したら、アプリでその⽇の報酬を確認することができます。
なお、報酬の振込は規約等に基づき翌週以降となり、あらかじめ指定していた銀⾏⼝座へ週に1度、⽀払いが⾏われます。

また、支払い状況はアプリでも確認することができます。
お仕事の流れについては、以下のページで詳細を確認することができるので、こちらもご参照ください。
【外部リンク】Amazon Flexで配達業務をシンプルに。 

Amazon Flexで働くメリット

Amazon Flexで働くメリットをご紹介します。

働く場所と時間を自分で決めることができる

Amazon Flexは働く場所、時間を自由に決めることができます。ワークシステムもとてもシンプルです。

好きな時間にAmazon Flex専用アプリで仕事を探してエントリーすることができるので、スキマ時間に働きたいと考えている人に向いている仕事と言えます。

面接がなく、誰でも気軽に始められる

Amazon Flexは、配送業務の経験がなくても、20歳以上であれば性別を問わず積極的にドライバーを募集しています。

Amazon Flexを始めるにあたって必要最低限用意しないといけないのは、スマートフォン、普通運転免許、任意保険と黒ナンバーの軽貨物車両のみ。これらの準備さえ整えば、Amazon Flexのアプリで登録して、面接なしですぐにお仕事を始めることができます。

黒ナンバーの軽バン車両を持っていない人向けのサポートも!

黒ナンバーの軽バン車両を持っていない人向けに、Amazon Flexのパートナー企業による軽バン車両の販売、リース・レンタルのサービスを紹介しています。

Amazon Flexで募集中の地域

Amazon Flexでドライバーを募集しているエリアについては、公式サイトで最新の情報を確認することができます。最新の募集エリアは、こちらからご確認ください。
【外部リンク】Amazon Flex募集エリアのご案内

上記のページに希望するエリアがなかった場合でも、アプリを登録していれば、希望エリアでの仕事が追加もしくは再開された場合に、お仕事の案内を受け取ることができます。

Amazon Flexの登録条件

Amazon Flexの登録条件は、2022年8月現在、以下のように記載されています。

貨物軽自動車運送事業の届出がされた軽バン(黒ナンバー)をお持ちで、必要な保険に加入されている20歳以上の方であれば登録が可能です。なお、黒ナンバーの貨物軽自動車は、ご自身の名前が使用者として登録されている必要があります。

 

※⾞両要件について
四輪の貨物軽自動車を対象とするデリバリーブロックを受託する場合には、荷室長、荷室高、荷室幅の合計が4,000mm以上のワンボックスタイプかつ、それと同等の車両であり、かつ、最大積載量350kgの積載量を持つ貨物軽⾃動⾞で配達業務を⾏うことが必須となっています。(※最大積載量は車検証に記載の「乗用定員2人」の場合の数値を指します。)

※引用元:Amazon Flex – JP

登録条件については、こちらから確認することができます。
【外部リンク】Amazon Flex – 登録方法について

Amazon Flexの登録方法

Amazon Flexへの登録作業は、スマホ1台と必要書類が手元にあれば行うことができます。

  1. 必要条件の確認
    スマートフォンと普通運転免許と黒ナンバーの貨物軽自動車を保有しており、かつ、任意保険(補償金額:対物1億円以上、対人無制限)に加入している個人事業主
  2. スマートフォンにアプリをダウンロード
  3. 必要書類の登録
    アプリから書類をアップロードして登録

上記の3ステップで登録することができます。

※参考:Amazon Flex | Amazonと直接業務委託。デリバリーパートナー募集中

Amazon Flexのドライバー登録に必要な書類

  • ⾞検証
  • ⾃賠責保険証
  • 任意保険証券(対物1億円以上、対⼈無制限)
  • 運転免許証
  • 貨物軽⾃動⾞運送事業経営届出書

Amazon Flexの登録に必要な書類は、上記の5種類と就労資格・本人確認書類1種類の計6種類です。上記の5種類の書類をすべて揃えて、アプリの説明に従って写真をアップロードします。就労資格・本人確認書類は、送られてくるメールの案内に従って書類の写真を添付して返送します。

詳細に関してはこちらに記載されていますので、登録を考えている方は必ずこちらをご確認ください。
【外部リンク】Amazon Flex – 登録方法について

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スマートフォンを駆使して配送を行うという働き方は、未来的でなんだかワクワクしますよね。現在、Amazon Flexは軽貨物業界の中でも人気のお仕事となっています。

しかし、その人気の高さから地域によっては仕事を受けることができないというケースが発生しているようです。もしAmazon Flexを利用していて「お仕事が見つからない!」という方は、軽貨物運送業者が募集している軽貨物のお仕事を検討しても良いかもしれません。


※2022年8月時点の情報に基づく
※参考:Amazon Flex