個人も法人も荷物を送りたいときに利用する配送業者。日本では、「クロネコヤマト」、「佐川急便」、「日本郵便」この大手3社は誰もが知っている企業だと思います。今回は、そんな日本国内シェアTOP3の大手宅配事業者についてご紹介いたします。

日本国内大手宅配企業3社

【ヤマト運輸】宅配業者国内シェアトップ!幅広いサービスを展開

「クロネコヤマト」でお馴染みのヤマト運輸は、宅配利用(令和2年度 宅配便取扱個数)の国内シェア率43.8%に上るTOP企業です。2位は28.2%の佐川急便、3位は日本郵便で22.8%のシェア率になります。
【外部リンク】 報道発表資料:令和2年度宅配便取扱実績について – 国土交通省

ヤマト運輸は国内に複数の配送拠点を構えているため、業界トップクラスの配達スピードを誇ります。また、スピードだけにとどまらず、ヤマト運輸は顧客の配送ニーズもしっかりと抑えてます。小さい宅配物は「宅急便コンパクト」、冷蔵・冷凍商品は「クール宅急便」といったように、顧客ニーズに細かく対応したサービスを展開していることもポイントです。

【佐川急便】ラージサイズ便を展開する

「飛脚宅配便」と青い縞々のユニフォームで知らていれる佐川急便は、ヤマト運輸と同様にあらゆる配送サービスを取り扱っています。クール便サービスをはじめ、業界トップクラスの配送規格に対応した「飛脚ラージサイズ宅配便」を展開しています。中でもユニークなサービスが「飛脚ハンガー便」。これは、衣類をハンガーにかけたまま発送することができるというサービスです。

【日本郵便】日本全国どこからでも配送できるゆうパック

シェア3位の日本郵便が展開する「ゆうパック」は、日本全国どこの郵便局からでも配送依頼を行うことが可能です。また、「ゆうメール」というサービスは、CDやDVDなどといった小型サイズの荷物を安価で送ることができるため、個人・法人問わず、多くの方に利用されています。日本郵便にもクール便や重い荷物の配送依頼をお願いすることができます。

その他の宅配事業者

国内シェア2.9%の福山通運では、「フクツー宅配便」という宅配サービスを展開してます。また、国内シェア2.2%の西濃運輸でも集荷からお届けまでを一貫して行う「カンガルー特急便」という宅配サービスがあります。両社はおもに法人向けの配送を得意としているため、宅配のシェア率は高くはありませんが、こういった大手運送事業者でも宅配サービスは展開されています。