軽貨物ドライバーはどのようなことにやりがいを感じ、また、どのようなことをつらいと感じるのでしょうか。

今回は、そういった軽貨物ドライバーの「本音」にせまっていきたいと思います。

軽貨物ドライバーの本音、“やりがい”を感じること

はじめに、軽貨物ドライバーが“やりがい”を感じることについてお話します。

物流を支える重要な役割であること

軽貨物ドライバーがやりがいを感じることとして、「物流を支えるという重要な役割を担っている」という、この仕事自体がもつ意義が挙げられます。

コンビニやスーパーの店先に並ぶ商品、薬局やドラッグストアの薬、生活必需品などなど、様々な物を運ぶのは軽貨物ドライバーやその他のドライバーの仕事であり、このように社会の一端を担っていることにやりがいを感じるのです。

現実問題として、軽貨物ドライバーといった物を運ぶ人(仕事)が存在しなければ、今の社会は機能しません。今の日本の生活を守っている重要な存在として働くことが、軽貨物ドライバーのやりがいであるということです。

お客様との関わり

軽貨物ドライバーがやりがいを感じることとして、お客様との触れ合いや関わりが挙げられます。

軽貨物ドライバーは、集荷先や配達先でのお客様とのコミュニケーションを通して、お客様からの感謝の気持ちを直接受け取ることできます。

また、丁寧な配送を心がけることで安心や信頼が蓄積されていけば、荷量を増やしていくことにもつながりますし、自分自身に自信もついてきます。

このように軽貨物ドライバーは、自分自身で働きやすい環境を作ることができますし、よりやりがいを感じられる機会を得られるお仕事だと言えます。

頑張った分だけ収入がアップしていくこと

軽貨物ドライバーがやりがいを感じることとして、頑張った分だけ収入がアップしていくことが挙げられます。

軽貨物ドライバーとしての信頼や実績が増えていけば、お仕事の依頼は増えていきます。それに加えて効率的に集荷や配達ができるスキルが向上すれば、自身の報酬はどんどん上がっていきます。

一般的な仕事だと、頑張ってもそれがすぐに給料に反映されることは少ないかもしれませんが、軽貨物ドライバーは自分の努力次第で売上を向上させることができ、それが自身に直接反映されます。こうした面は軽貨物ドライバーの大きなやりがいの一つだと言えます。

軽貨物ドライバーの本音、“つらい”と感じること

次に、軽貨物ドライバーが“つらい”と感じることについてお話します。

経験が浅い場合、荷量の増減を自分自身では調整しにくいこと

軽貨物ドライバーがつらいと感じることとして、経験が浅い場合、荷量の増減を自分自身では調整しにくいということが挙げられます。

言い換えれば、自分の思うように荷量が増えず、稼げないとも言えるでしょう。

解決策の一つとしては、多くの配送案件をもっている軽貨物業者と契約をしたり、軽貨物配送向けマッチングサービスを活用することで、配送案件をあっせんしてもらう方法が挙げられます。

車両や荷物の事故

軽貨物ドライバーがつらいと感じることとして、車両の事故や故障、または荷物事故が挙げられます。

車両の事故や故障は、業務が滞ってしまうと共に修理費も発生しますし、荷物を壊してしまった場合も買い取りや弁済金などが発生します。

解決策としては、日頃から気持ちに余裕をもつことです。

軽貨物ドライバーは時間に追われることで気持ちに余裕がなくなり、運転や作業が雑になりがちです。忙しい時こそ気持ちに余裕を持つことを心がけるくせをつけて、常に自分の気持ちをコントロールできるようにすることで解決していきましょう。

まとめ

今回は、軽貨物ドライバーの本音、やりがい・つらいことについてお話しました。

こういった本音を知ることで、軽貨物ドライバーというお仕事に興味をもっている方は、職業選択をする際の参考になることと思います。また、すでに軽貨物ドライバーとして働かれている方にとっても、改めてモチベーションの向上に繋がったり、また、つらいと感じることの対応策を講じることで日々の業務をより充実したものにしてくれる可能性があります。

前述した通り、現在の日本の物流を支えているのは、軽貨物ドライバーも含めて物流に携わる各種ドライバーの方々のおかげと言えます。

実際に災害などで物流が止まってしまったタイミングでは、スーパーやコンビニなどの陳列棚が空になるといったこともありました。日々、時間に追われる中での業務はつらいと感じることもあると思います。

しかし、“自身が社会のインフラを担っている”という意識は他の職業ではなかなか得られないやりがいであると言えます。

この記事を参考にして、“つらい”と感じることにうまく対処しつつ、より“やりがい”を感じながら軽貨物ドライバーというお仕事を楽しめる方が増えてくれたら幸いです。

\関連する記事はこちら/