この記事では、荷物を安心して送ることができる補償付き配送サービスを、配送会社別にご紹介します。各社の特徴や利点を比較し、あなたのニーズに最適な配送サービスを見つけるための参考にしてください。

※2023年12月時点の情報を基に掲載しています。
※利用する荷物によっては、こちらに掲載していないサービスの方が適している場合もございます。あくまでも参考としてご活用ください。
※サービスの詳細は各配送会社の公式ページをご確認ください。

ヤマト運輸|宅急便

ヤマト運輸の宅急便は、60~200サイズ(縦・横・高さの合計が200cm以内)の様々なサイズの荷物を送ることができるサービスです。対応範囲の広さに加え、時間帯指定などのオプションも用意されています。

宅急便の補償金額(責任限度額)は、宅急便1個につき30万円(税込み)までです。

対応範囲の広さに加え、時間帯指定などのオプションも用意されています。

発送については、ヤマト運輸の営業所やコンビニエンスストアへの持ち込みの他に、自宅や指定した場所へ集荷に来てもらうなど、様々な方法から選択できます。

※参考:宅急便 | ヤマト運輸

ヤマト運輸|宅急便コンパクト

ヤマト運輸の宅急便コンパクトは、縦、横、高さの合計が60cm以下の小さな荷物を送ることができるサービスです。専用BOXに収まる小型の荷物であれば、配送員が受取人に直接手渡しで配送してくれます。このサービスは化粧品や小物、A4サイズの冊子などを送るのに適しています。

宅急便コンパクトの責任限度額は、お荷物1個につき3万円(税込)までです。

サイズ上限

宅急便コンパクト薄型専用BOX

  • 縦 :24.8cm
  • 横 :34cm

宅急便コンパクト専用BOX

  • 縦 :20cm
  • 横 :25cm

※参考:宅急便コンパクト | ヤマト運輸

ヤマト運輸|ネコポス

ヤマト運輸のネコポスは、小型の荷物を宅急便同様の翌日配達でポストに投函するサービスです。このサービスは、薄手の衣服やアクセサリー、化粧品、書籍など軽量でコンパクトなアイテムの配送に最適です。

ネコポスの補償金額(責任限度額)は、ネコポス1個につき3千円(税込み)までです。 

サイズ上限

宅急便コンパクト薄型専用BOX

  • 縦 :31.2㎝以内
  • 横 :22.8㎝以内
  • 厚さ:2.5㎝以内
  • 重さ:1㎏以内

お荷物1梱包の価格が3千円(税込み)を超える場合は、宅急便(責任限度額30万円(税込み)まで)か、宅急便コンパクト(責任限度額3万円(税込み)まで)がオススメです。

※参考:ネコポス | ヤマト運輸

佐川急便|飛脚宅配便、飛脚ラージサイズ宅配便

佐川急便では、飛脚宅配便で縦、横、高さの合計が160cm以内の荷物を、さらに、飛脚ラージサイズ宅配便で同260cm以内の荷物を送ることができます。
両サービスともに幅広いニーズに対応しており、個人向けビジネス向け問わず、荷物のサイズや性質に応じて適切なサービスを選択できるのが大きな利点です。

なお、損害賠償の限度額は30万円までです。

※参考:【佐川急便】飛脚ラージサイズ宅配便(大型荷物の宅配・配送サービス)|宅配・配送サービス

日本郵便|ゆうパック

日本郵便のゆうパックは、縦、横、高さの合計が170cm以内の荷物を送ることができるサービスです。

損害賠償は最高30万円までですが、セキュリティサービスのオプションを利用することで、最大50万円まで賠償してもらうことが可能です。

※参考:ゆうパック | 日本郵便株式会社

日本郵便|ゆうメール

日本郵便のゆうメールは、書籍やCD、DVD、印刷物などを送るのに適したサービスです。

なお、ゆうメールには書留サービスを追加することが可能です。これにより、万が一、郵便物が壊れたり、届かなかったりした場合に、原則として差出しの際に申し出た損害要償額の範囲内で実損額を補償できます。
・一般書留:損害要償額上限 500万円
・簡易書留:損害要償額上限 5万円

※参考:ゆうメール | 日本郵便株式会社

荷物の種類・サイズ別のおすすめ補償付き配送サービス

軽くて小さい荷物の補償付き配送サービス

軽くて小さい荷物は下記のサービスがおすすめです。

もし、ゆうメールでの発送で補償金額を高めたい場合は、先述した通り、書留サービスを追加することでより高い補償が得られます。これにより、貴重な品物を安心して送ることが可能になります。

重くて大きい荷物の補償付き配送サービス

重くて大きい荷物は下記のサービスがおすすめです

精密機器

パソコンなどの精密機器を送るのにおすすめの配送サービスは、以下のようなサービスがあります。

こちらは配送する前に対象となる機器の動作を確認しないと補償の対象外となるため、発送前には必ず対象となる機器の動作確認を行うことが重要です。

また、パソコンなどを送る場合、内部データは補償されないため、発送前にデータのバックアップを取ることも非常に重要です。これにより、万が一の事態が発生しても、重要な情報を保護することができます。

まとめ

この記事では、様々な補償付き配送サービスを紹介しました。各社が提供しているサービスにはそれぞれ違いがあるため、大切な荷物を送る際はそれぞれのサービスの補償内容を十分に理解して選ぶことが重要です。万が一に備えた補償付き配送サービスの利用を検討している方は、ぜひ、本記事をご活用ください。

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