【企業向け】荷物の種類に応じた配送業者の選び方！ | みんなの生活を支える軽貨物メディア-配送王

日本国内には様々な配送業者が存在します。大手から中小規模の配送業者、さらには個人で営む配送業者まで存在し、業者ごとに宅配が専門だったり、企業配が専門だったり、またまた冷凍冷蔵配送が専門だったりと……。とにかく様々な配送業者が存在し、特徴もそれぞれ違っています。

今回は、企業が荷物の配送を配送業者に依頼する際の「配送業者の選び方」について紹介します。

配送業者の種類

一般的な配送業者の種類は、上記のものがあげられます。

先述の通り、荷物の種類や大きさなどによって依頼する配送業者は変わります。まずは、配送業者の種類を把握しておくと良いでしょう。

一般的にトラックで荷物を運ぶ会社を運送業者といいます。運送業者によって使用しているトラックが異なり、運ぶことができる荷物の大きさや量を把握した上で業者を選ぶ必要があります。

トラックの種類は、小型トラック（別名：2t・3tトラック）、中型トラック（別名：4tトラック）、大型トラック（別名：10tトラック）などに分けられ、運べる荷物の量が異なります。大型の荷物が多数ある場合、トラックをチャーター（借り切る）して配送を依頼することができます。

一般的に物流倉庫から個人宅へ小口の荷物の配送を行う業者を宅配業者といいます。有名な企業をあげると、ヤマト運輸や佐川急便が宅配業者に該当します。

宅配は、段ボールや封筒などの小口の荷物を消費者に届けるサービスになります。また、宅配サービスには冷凍・冷蔵商品にも対応しているサービスがあります。

一般的に軽バンと呼ばれている軽貨物車両で荷物を運ぶ業者を軽貨物運送業者といいます。また、バイクで荷物を運ぶバイク便なども軽貨物運送業者に該当します。個人事業主として働くドライバーが多いのが特徴で、ドライバーによっては直接依頼することで荷物の配送料金を交渉することができます。

また、業者によって冷凍・冷蔵の配送に対応していたり、長距離配送に対応していたりと、多種多様な配送種別があります。

危険物や貴重品、コンクリート、ペットといった特殊な荷物に対応する専門業者が存在します。取り扱う荷物に関する専門性が高く、安心して依頼することができます。

引っ越し業者によっては荷物の運送だけでなく、荷物の梱包や運搬、大型家具・家電の解体や組み立てに対応してくれる場合もあります。一般的な引っ越し以外にも、出張の引っ越しサービスや企業の事務所移転など、大型の引っ越しに対応した業者が存在します。

郵便物の引き受け・交付、郵便切手の販売など、郵便窓口業務やそれに付随する業務を行うのが郵便局です。主に配送に関連するサービスは、宅配業者と類似したサービスが存在します。

配送業者を選ぶポイントをご紹介します。

荷物の量やサイズ、重さなどから依頼する配送業者の種類が決まります。

量が多かったり、荷物のサイズが大きい場合は、あらかじめ業者に最大積載量内に荷物が収まる車両を手配できるか確認をしましょう。トラックでないと載せられないような大型の荷物は、運送業者へ依頼します。小口の荷物は、宅配業者や軽貨物運送業者に依頼します。

依頼する配送業者によって料金が異なります。

一般的には、依頼する荷物の量や大きさ、配送先までの距離などによって料金が設定されているケースが多いです。自身の予算内に収めたい場合は、複数社見積を取ることをおすすめします。

荷物の種類に適したサービスを扱っている配送業者に依頼しましょう。

ワレモノや精密機器など取り扱いに注意が必要な荷物を依頼する場合は、専門業者をチャーターして依頼すると安心です。冷凍冷蔵商品を依頼する場合は、専用の車両を手配することができる業者への依頼が必要になります。

即日配送に対応している業者があり、緊急で荷物を届けたいなど、とにかく早く荷物を配送する必要がある場合は、こうした業者に依頼すると良いでしょう。ただし、この場合は通常の配送料金と比較して料金が割高になることが一般的です。

他にも、指定日配送に対応している業者とそうでない業者が存在しているので事前に確認して依頼するようにしましょう。