軽貨物ドライバーのお仕事は、積み込み方次第で配達時間を大幅に短縮することが可能です。本記事では、軽貨物ドライバーがおさえておくべき基本的な荷物の積み込みの流れや、積み込み時に意識すべきポイントについてご紹介します。
基本的な積み込みの流れ
効率的に荷物を車両に積み込むためには、まず基本的な流れをおさえておきましょう。
1.荷物のエリア別仕分け
車両に荷物を積み込む前に荷物を配達エリアごとに分けましょう。地域や区域ごとに仕分けることで積み込みがスムーズになります。多くの場合、この段階で専用端末を使い荷物の登録をします。
2.配達順に荷物を積む
次に、配達順に荷物を積み込みます。荷物の大きさとの兼ね合いもありますが、バックドアを開けた時に手前側から配達順になるように積み込むと、配達先に着いてからの持ち出しがスムーズになります。
車両に積み込む際に意識しておきたいこと
重い・大きい荷物を下に配置
重い・大きい荷物はできるだけ下に配置するようにしましょう。これにより、他の荷物の変形や損傷を防ぐことができ、また、走行中の揺れによる荷崩れを防ぐことにも繋がります。
封筒類は助手席に置く
封筒類は荷室に置かず、助手席に置くことで、バックドアを開ける手間を省き、配達スピードを向上させることができます。助手席に置くことで、必要な時にすぐに取り出せるため、効率的な配達が実現可能です。
荷崩れを防ぐ工夫
荷物はなるべく同じ形のものでまとめるようにしましょう。これにより、停車や発進、右左折の際の荷崩れを防ぐことができ、荷崩れによる荷物の破損を防ぐことができます。
台車のスペースを確保
荷物を積み込む際は、台車を置くスペースを確保しておきます。台車は荷物の上に置かず、専用のスペースを確保するようにしましょう。
伝票に荷物の特徴をメモ
伝票に荷物の特徴をメモをしておくことで、効率的に荷物を見つけることができ、配達先で荷物の取り出しがスムーズになります。また、伝票自体もしっかりと整理、管理しておきましょう。
自分に合った積み込み方法を見つける
基本の積み込み方法をマスターしたら、自分に合った方法にアレンジしてさらに効率化を目指しましょう。経験を積み、積み込みの効率が向上することで、出発時間も早くなります。自身の配送案件に合った、より効率的な自分流の積み込み方法を確立することが成功への鍵です。
まとめ
効率的に荷物を積み込むには、上記で述べた基本的な流れや意識しておきたいことをおさえるとともに、自分に合った積み込み方法を見つけることが大切です。
荷物の安全と配送の効率化を両立させることができる自分流の積み込み方法を模索しながら、日々の業務に取り組むよう心がけましょう。